2017年05月29日

R299西進ツーリング

とりあえず月一回はツーリングに行こうということで行ってきました。

酷道と名高いR299をひたすら西に走るツーリング。始点というか終点の入間側は秩父までなら結構走っているので、今回はそれより西側を目指します。とりあえずひたすら下道でどこまでいけるか。

まずは国道299号に入りひたすら道なり。小鹿野を通過し結構綺麗で広い道が続きます。途中、集落を通過したりする時は細い道もあり、のんびり走行。道の駅うえのに到着。

DSC_0282.jpg

結構な数のバイクが停まっていて、休憩してました。当日は気温が高いこともあり水分補給。実はこの先に川の駅うえのというのがあり、そちらの方が規模も大きくて…そっちで休憩すればよかった。
そのまま十石峠までひた走ります。途中交互通行な場所が何か所もあったりしたものの、酷道というから結構身構えてたんだけど、全然問題なし。

P1020832.jpg

P1020837.jpg

まぁ、"国道"とすれば十二分に狭いです。
十石峠展望台に到着。

P1020840.jpg

天気は良かったんだけど、展望台からの眺めはガスってる感じですねぇ。
P1020843.jpg

休憩もそこそこに再び西進。長野側の方がもう少し酷道っぽかったかな。

その後、国道141号に合流して南下、国道299号のメルヘン街道に接続して西進します。
日曜だからなのか観光地の割には車の台数も少なく道は快適でした。ただ、メルヘン街道も麦草峠周辺になってくると標高が高く、雪で路面がやられるためか、路面の荒れがかなり目立って走りずらいと感じましたね。

茅野に入ってから、ビーナスラインの看板発見。国道299号の始点まで、と思っていたんだけれど、せっかくなのでビーナスラインを行こうと決断。この時点でお昼過ぎでした。
上り始めてふと気づくガソリン残量。今のペースだとビーナスラインの完走は無理。おそらく途中で給油が必要で、美ヶ原のほうにもスタンドがありそうなんだけど、やはり山の上は高い…ということで、一路茅野に向けて下ることにしました。

結構下がってからスタンドで給油してから再度上ります。

ビーナスラインの途中、女の神展望台
P1020856.jpg

ひたすら上って白樺湖到着。しかし、ここで14時を回っていたので、帰宅時間を考えるとこれ以上は厳しいと判断。白樺湖畔のスズランの湯に浸かって帰路に。
P1020858.jpg

帰り道に女神湖に寄ってきました。
P1020868.jpg

帰りは上信越道を通って一気に帰路へ。途中、横川SAに寄って休憩。そこでヘッドライトが切れていることに気づきました。まぁ、1灯生きているので問題なしと判断して帰宅しました。


しかし、横川SA。今、バリアフリー化工事をしているんだけど、あれはあれでちょっと危険な気も。ずっとコーンが立っているけれど、その気になれば車で乗りこむこともできちゃうわけで、踏み間違えなんかで突っ込まれたら…と思った次第。あと、バイク用の駐車場所がギュウギュウに詰めても5、6台が限界というスペースなのはどうなのかと。かなり台数がいたんだけど、みんな車スペースに停めてました。台数いれば問題ないけど、バイク一台で普通車の枠に停めるのは勇気がいるのですよ。まぁ、大体SAのバイク駐車エリアなんて足りないのが当たり前の現状なんだけど、もうちょっと考えてほしいなと。私がきづかないだけで他にもスペースがあったのかもしれないですが。

posted by 天誅丸 at 17:00| Comment(0) | バイク

2017年05月28日

ヘッドライトバルブの交換

うちのバイク、この間行ったツーリングの帰りにバルブが切れました。幸いうちの595は2灯でローでも両方点灯するためさほど問題にならず帰宅。

最近はツーリングが楽しくてふらりと出かける可能性もあるので早めに切れたバルブを交換することにしました。
ただ、595はヘッドライトバルブまでのアクセスが果てしくなくメンドクサイということ。普通のバイクならヘッドライトユニットの裏側に手が入って、そのままバルブが外せたり、そうでなくても少しバラすだけでなんとななるんだけど、595の場合は…

DSC_0292.jpg

こんな感じにバラさないといけないわけで。ヘッドライトユニットを外してバルブにアクセス。どんだけ整備性が悪いのかと。片方切れたのならもう片方も切れるだろうと、両方交換しました。
で、テスト点灯してから組み直して…と今度はうまくヘッドライトが固定されない。おかしいなと思ってヘッドライトユニットを見てみると、ボディとヘッドライトユニットを固定しているプラパーツの一部が変形して裂けてる!? これは最悪ヘッドライトを買い替えるなんて大出費を覚悟しないと…と思いつつ、固定している両サイドのネジを締め込むと、なんとかゴマカシ固定できました。カウルを着けると更にしっかり固定されるので、とりあえずこれで乗ってみようかと。

組付け後再度点灯。すると、今度はライトが点かない!? パッシングは作動するので配線の問題ではないし、念のためヒューズもチェック。何度かHi-Lowスイッチをカチカチやってると…点いた!
どうやらスイッチの接触不良っぽいです。

実際、既にゴムや樹脂パーツがあちこちヤレているのをみると、今年で二十歳になったこのバイクもいろいろ手を入れないといけないと思った次第。あとは夜走ってみて光軸チェックしないと。
posted by 天誅丸 at 14:19| Comment(0) | バイク

2017年05月19日

ツーリング

先月4月にツーリングに行ってきました。ダイブ遅いけれどもレポートをば。

新しいヘルメットを買ったので、その慣らしも兼ねて、碓氷峠にあるめがね橋(碓氷第三橋梁)に行きたくなり出発。関越をひた走ります。

DSC_0235.JPG

上里で休憩したあと一路めがね橋を目指して出発。上信越道へ。松井田妙義で降りたら国道18号から旧道へ入り、碓氷峠へ。

DSC_0236.JPG

めがね橋到着。この日は本当に天気がよくて気温も丁度よく、最高のツーリング日和でした。以前峠の湯から歩いたことはあるんだけど、下の駐車場からは初めて。階段を上って橋の上に出ます。休日だけあって結構人がいました。

その後、18号を西に走り浅間サンルートにはいります。これがまた絶景。ヘルメットがクリアシールドで色がつかないこともあってまったり走りながら景色を満喫。ミラーシールドに付け替えるか正直迷うレベル。
そこから、県道4号へ分岐。湯楽里館を目指します。せっかく入浴グッズを持ってきたんだからのんびり入りたいところ。この4号もこれまたいい景色でのんびり走りました。

DSC_0248.JPG

湯楽里館に到着。絶景。ちょうどいい気温の風が吹いていて、のんびり風呂を満喫しました。

DSC_0249.JPG

桜も咲いてましたよ。

その後、来た道を戻って帰宅。やはり天気がいいとホントに気持ちいいですね。
posted by 天誅丸 at 17:57| Comment(0) | バイク

2017年02月27日

バイクレースのシーズンイン

WSBが始まりました。私のバイクレース観戦もシーズンイン。WSBは中こそ違うけれど外見は市販車のバイクレース。接触もあるかなり迫力あるレースです。

さて、今年の前評判は昨年の覇者ジョナサン・レイ擁するZX-10RRとチャズ・デイビス擁するパニガーレの一騎打ちな感じでしたが、レース1、2ともにまさにそんな感じ。そこにロウズのR1が絡んできてかなりの接戦になりました。
レース1ではマルコが、レース2ではサイクスがそれぞれ脱落してしまったわけだけど、レイとデイビスのバトルは本当に見ごたえありましたね。そこへ、サイクス、マルコ、ロウズ、それにフォーレスまで加わって実に興奮する第1戦フィリップアイランドになりました。
特にレース2は最後の最後まで争うレース。タイム差0.025秒。やはり最終ラップの第一コーナーで前に出たレイの作戦勝ちでしたね。

さて、問題はレイの相棒のサイクス。レイが来てからNo.2な立場に甘んじてますが、フィリップアイランドは苦手とはいえ、レース2の失速はちょっと心配になるレベル。まぁ、シーズンは始まったばかりなので少しずつ修正してぜひともレイ、デイビスの間に割って入ってほしいです。


そして、ホンダ勢。ホントに勝つつもりがあるのか。もともとホンダはここしばらくWSBには及び腰という感じだったのだけれど、ヘイデン獲得でもうちょっと真面目にやるかと思ったんだけどもテストからすでに散々で開発もうまくいかず、CBRも新型とはいえエンジンやフレームはキャリーオーバーなわけだから、もうちょっと前準備もちゃんとしてくれたらと。ヘイデンだってやってられないと思うのでは。RVFっぽいVエンジンの新型を開発してるなんて噂もまた出ているようだけど、あと2年もヘイデンは待てないよねぇ。ホンダ好きなので頑張ってほしいんですよ。去年のCBRの方がまだマシだったなんてヒドイ。
一方でR1はよくなってきました。新規参戦の去年はなかなかいいところを見せられず、他のレースでは無類の強さを見せているだけに残念だったけれど、ヤマハも本腰いれてくれている感じもします。ロウズは相変わらずラフな走りだけど、転倒することもなく、そこは落ち着いているみたい。


WSB、次戦も楽しみです。
posted by 天誅丸 at 14:10| Comment(0) | モータースポーツ

2017年01月08日

あけましておめでごうございます。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年こそはいろいろと実現できる年にしたいと思っています。
posted by 天誅丸 at 15:27| Comment(0) | 雑記

2016年12月09日

映画 「艦これ」観てきました

ゲームの艦これ、艦隊これくしょんですが、私もしっかりはまってます。とはいえ今年の春イベで最終作戦のラスダンで3日かけてもゲージが割れず、タイムアップでアイオワを逃して以来、ふて寝して半年遠ざかってました。
秋のイベントから復帰で無事最後まで完走。とはいえサボってた分、資源もバケツも足らず、E5だけ丙でクリアしましたが…。

さて、友達と飯食ったついで、と言ってはなんですが、近場でやっていたのでレイトショーを観てきました。
以下ネタバレです。







お話は完全にアニメの続編。ゲームをやらずアニメも観てないとさっぱりわからないでしょう。でもそれは問題ないです。みんな百も承知でしょうし、なにも知らずに映画を観に行く人はほぼいないと思います。

流石に劇場版だけあって艦隊戦は迫力があって良かったです。特に砲撃戦時の音。劇場の音響システムもあって迫力がマシマシになってました。舞台はソロモン戦。アイアンボトムサウンドです。
序盤は鳥海旗艦の第六戦隊込、第八艦隊の戦闘。第一次ソロモン海戦。鳥海、加古、古鷹は既に改二に改装済みで登場。夜戦で探照灯を照射する鳥海がしっかり的になってました。第一砲塔が被弾したり、史実を意識したシーンもあったりしましたね。ああいうダメージシーンはテレビにはあまりなかった感じで、比叡に直撃するシーンとか、痛そうでした。加古は生き残りましたよ。

その後、ソロモン海域から謎の声がするという話になり、その海域を航行すると艤装が破損してしまうという事態に。第一次ソロモン海戦ではアニメで轟沈した如月が深海棲艦から生まれて復帰。いわゆる、コレが今回の物語の基幹で、沈んだ艦娘は深海棲艦になり沈んだ深海棲艦は艦娘に生まれ変わるとう事実。どうやらこの鎮守府の加賀さんも二隻目らしく、一度轟沈したあと深海棲艦を経て艦娘に生まれ戻ったらしい…でいいのよね?

で、一つ疑問が。戻ってきた如月はいずれ深海棲艦になると言われるんだけど、深海棲艦から如月に生まれ戻ったのではないのかな?なんでまた深海棲艦に戻ってしまうのだろう。それが理解できなかったかなと。深海棲艦が罠を張って、”轟沈した如月をそのまま保存、ソロモンまで取っておいて艦娘たちのもとに送り込んで内側から破壊する作戦”というならわからなくもないけれど、そもそも生まれ戻りがバレている以上、そんな作戦通用しないだろうし…。

また、ソロモン海域の異常の原因が吹雪だったわけだけど、何故吹雪だけが特別なのか。その辺の理由付けが”主人公だから”くらいしかないのがちょっと…。

その後のソロモン海戦でも比叡の大破、夕立の奮戦、暁が探照灯照射から集中攻撃食らったり、史実を匂わせる展開も。それと、艦娘の中には背中側に砲を装着している娘がいて、アレどうやって使うんだろうと思ってたんだけど、大和が使い方を披露していましたね。彼女はおそらく一番ボコされてました。個人的にはあそこで武蔵辺りが姉の救援に来る!とかあれば熱いと思ったんだけどなぁ。吹雪のイヤボーン的な解決がなければ、確実に艦隊は壊滅してる戦いで、いかにもソロモンという感じの乱戦ではありました。

個人的にはテレビは緩急に失敗した作品になってしまったけれど、映画はシリアスな展開で戦闘もエグい感じで良かったと思います。艦これやっててテレビも観てて、迫力ある海戦を観たいというのなら見る価値ありです。
posted by 天誅丸 at 16:53| Comment(0) | アニメ

2016年10月25日

久しぶりのロード

先週の土曜日、久しぶりにロード乗りました。

2.jpg

荒川CRを南下往復で47kmほど。ロード乗ってる人からすると大した距離じゃないんだけど、ここしばらくサボっていたこともあって、恥ずかしいことに結構キツカッタです。特に、走行速度のアベレージ。大体30km前後で巡行するんだけど、サボっていた分アベレージを維持するのがちょっとキツイ。10kmほど走るとだいぶ調子が出てきて速度を維持できるようになってきたんだけど、後半は本当に足が回らなくなってきてヘロヘロに。

また、当日はほんと寒かったです。走り出せば暑くなるんだけど、止まるとあっという間に汗がひいて寒くなる。厚手のサイクルジャージと、七分丈のパンツで走ったんだけどこの時期はウェア選択が難しいところですね。

定番の榎本牧場も寄りました。ちょっとお腹の具合が心配だったので、今回アイスはお預けで。
4.jpg


ぬこも。
5.jpg
posted by 天誅丸 at 17:13| Comment(0) | 雑記

2016年10月16日

ツーリング

秩父へのんびりツーリング。
突然思い立ったというのもあって出発は午後2時。今の住んでいるところは埼玉北部なので秩父へ行くにはそれほど時間はかからない。目的地は白寿の湯。なんとなく埼玉の温泉を検索していてみつけたところなので、もしたどり着ければ、くらいの気持ちでしたよ。実際、タオルすら持ってきてないし。

140号から県道13号に入ると意外にも軽いワインディング。久しぶりのワインディングを満喫。そこからなんとなく地図をうろ覚えで走っていたものだから、完全に迷子に。途中のコンビニで地図を確認。引き返して通り過ぎてしまった曲がり角をさらに進みます。

そこから更にワインディング。これがまた楽しい!ただ、問題はダンプがも頻繁に通るようで、あっという間に渋滞に。途中、路肩にバイクを停めて間隔を調整することに。

DSC_0170-1.jpg

だいぶ遅れて白寿の湯に到着。既に17時近くになっていて、実は夜に用事があったこともあり、場所だけ確認してそのまま帰宅。帰りは関越使って帰ってきました。

場所はわかったので次はワインディングを楽しみながら温泉にも浸かってこようと思いますよ。
posted by 天誅丸 at 00:06| Comment(0) | 雑記

2016年10月05日

聲の形 漫画原作版

映画を観て、漫画原作を購入しました。以下ネタバレしております。




原作を読んで、映画は結構原作に忠実なつくりをしていたんだなと思いました。ただ、尺の都合で変更、省略されているシーンは結構ありましたが。特に映画では丸々カットされた終盤を読んで、映画を観て「え?これで終わり?」と感じたのはコレをカットしていたからか、とも思いましたね。

実際、漫画というのは心の内の発言を描くことが多いので、小学生時代の将也のまさにガキっぽい思考が読み取れて、いじめ(本人はそう思ってない)に至った経緯が描かれていました。映画ほどではないけれど、やはりダメ教師っぷりは酷かったし、彼の対応が硝子を「いじめてもよい」という免罪符を与えてしまっていたのはやりきれない。高校編でも出てきますが、相変わらずのダメ教師っぷりでした。

また、川井みき、植野直花、真柴智にもきちんと焦点が当てられていましたね。特に、真柴智。映画では全く触れられず、突然友達になりたいとやってきた怪しい人物だったけれど、原作ではその裏側が描かれていました。彼もまたかつてはいじめられる側で、教師になる夢というのも歪んだ思いの果てだったり、自分が異常ではないということを確認したいがために将也に近づいたり。感情がコントロールできなくなる男でした。
植野は映画よりもよりアグレッシブなキャラでした。映画を1.5倍くらいに強くした感じ。こっちが本来の植野なわけですが、相手の心を思い図れない、直情決行で無神経に口も出すが同時に手も出る人物。将也の、特に硝子がらみになると異常なまでに激昂するのは、将也が好きだったのに我が身可愛さで彼に助け舟を出すことができず、久しぶりに出会ったら、かつていじめていた嫌いな硝子と仲良くなっていたことからの嫉妬なのだなと。
川井みきは、その気持ち悪さがクローズアップされていました。自分が可愛いのを自覚し、それを武器にいざとなると泣いて見せ、優等生を演じている。本人はうまくやっていると思っているけれど、クラスメイトには見透かされている。実際真柴の皮肉の言葉にも気づかないし。橋の上のけんかで、永束が止めに入ろうとすると「汚い!触らないで!」と罵るあたりは地が出てしまっていたなと。

植野と真柴は解決しないまでも自分の問題点を理解していた気がするんだけど、川井だけは最後まで理解していたのかどうか。千羽鶴の失敗を自分の力の無さと思ったのか、今まで通り周りが悪いと思ったのか。最後はそんな自分を受け入れるシーンがありますが、あれは真柴が気の毒な気が。永束くんと佐原さんはそれぞれに向かって進んでいましたね。植野は将也に過去の謝罪とかつての友達二人が転落した将也を助けた事実を伝えて踏ん切りをつけ、いや、最後の最後で自分の気持ちを伝えないところが彼女らしさかな。佐原さんと立場が逆になりつつありますが。

将也は地元に残り、硝子は東京へ。同じ理容師を目指すわけだけど、将也の鈍感力には本当にもう。まぁ、硝子との出会いがそもそもいじめからスタートしているわけだから自分に都合のいい展開を認められないんだろうけども。
卒業から2年。硝子の就職先を心配する将也だけど、まぁ、ほぼ決まってますよねぇ。成人式でかつての仲間が集合、将也と硝子は最後に小学校の集まりに参加するところで物語は終わります。二人の最初に出会ったところに。その出会いは最悪だったけれど、今は幸せ、という締めでした。

原作はいろいろな部分がより深く描かれていました。高額な補聴器を壊されたのにすぐ学校に訴えなかった硝子母の理由、硝子が自分自身を本当にどう思っていたのか、将也が硝子を苛烈にいじめることになるまでの過程、他にも”読む”ことで理解する部分が多々あって、とてもよかったです。漫画家の末席にいる自分から見て、こういう漫画が描けるってすごいと、素直に思えました。
posted by 天誅丸 at 15:05| Comment(0) | 雑記

2016年10月03日

聲の形

「聲の形」観てきました!
面白かった!ぶっちゃけ「君の名は。」以上でした。まぁ、自分京アニファンなので偏ってるかもしれませんが。以下ネタバレ含みます。








原作は未読で映画を観ただけの感想です。

主人公の石田将也は小学6年の時、転校してきた聴覚障碍者であるヒロインの硝子をいじめてしまうわけだけど、これがまた彼一人の問題というよりも(確かに将也は十分問題児ではあるが)、そういう空気になったクラスの全体の問題。特にこの時一番問題だったのはやっぱりクラス担任だった。ダメ教師の見本みたいな対応でいじめを放置、いざ親からの抗議がきたら生徒一人に擦り付けて恫喝するびっくり対応。まぁ、ここでこの人がいい人だと物語が成り立たないので仕方ないんだけども。

結果、高額な補聴器を何台も壊した挙句無理やり取り上げた時に硝子に怪我までさせてしまった将也は、主犯格として吊し上げられてしまう。彼がやってきた直接的ないじめを考えると自業自得だけれど、それでも同じようにいじめていた、もしくは、見て見ぬふりをしてきたヤツらが一斉に掌を返すというのは本当に恐ろしい。彼はその後中学三年間をいじめられる側で過ごし、自分のやらかしたことの報いを受けることになる。

彼はその結果精神的に疲弊してしまい、視線恐怖症のような状態に。人の顔を見られず耳を塞いで世界を閉じてしまう。いじめてしまった硝子に会うために手話を学び、高校中にアルバイトで母が以前自分が壊した補聴器の弁償代を稼いで返却。自分の身の回りのものまで売り払い、最後は自殺を試みようとする。が、これはスタイルだけ。いや、実際それで済んでよかった。彼はこの時いい意味で度胸が無かった。実際、部屋のものをほぼ売り払ってしまったり、カレンダーにそれっぽい予定を書き込めばかぁちゃん気づくわな。結果、彼の無意識下でのSOSだったのだろう。

その後、死ぬことをやめた彼は硝子と交流しようと考える。そんななか、視線恐怖症で対人恐怖症な将也は高校でも友達を作ることができない。ここで、現れるのが永束友宏。彼がこの物語の潤滑油。物語の中で、ひたすら歯車を重くする要素の登場人物ばかりの中で、歯車を軽くしてくれる重要キャラ。永束くんのお陰で友達ができ、硝子とも交流できように。その後小学時代に彼女と仲良くなろうとしたことでいじめられ、不登校になってしまった佐原みよこを探しだして引き合わせる。これがうまくいったと思った将也は小学時代に硝子と関わった人たちとの関係修復を思い立つ。

で、ここから出てくる登場人物は本当に歯車を重くする。特に川井みき。彼女がおそらく一番始末が悪い。小学時代、いじめに加担してた割にはそれを認めようとせず、自分は悪くない、悪いのは将也だと糾弾するわけだ。この性格は後に大きなきっかけを作る。
それと植野直花。将也ほどではないけれど、彼女も積極的に硝子をいじめていた人物。硝子と仲よくしようとした佐原みよこをいじめて不登校になる一因になった。彼女は元々我が強く、高校生になって自分の意思をはっきりと言うようになっていた。彼女の各人物への感想は多少なりとも頷ける部分もあり、いい意味でも悪い意味でも人をよく見ていると思う。将也に気があるみたいだけれど、少なくとも小学6年から中学卒業まではいじめられていた将也を見て見ぬふりだったわけだから、意識不明の彼を今更甲斐甲斐しく見舞ってもなぁと。最近だと珍しいくらいの直情決行型。
それから、真柴智。高校生からの友人で川井の紹介で友達に。なにやら裏のある人物なのかなと思ったけれど、物語の中では特になにも描かれなかった。彼は正直なんで出てきたのかよくわからなかった。

個人的によかったなと思うのは硝子というキャラクター。障碍者というと苦難に立ち向かいさぞ達観している人物のように描かれることが多いように思うけれど、彼女はそんなことはない。自分に自信がなく、だからこそ「ありがとう」「ごめんなさい」で繋いでしまい、へらへらと笑ってしまう。自分の好きな人が目の前で崩れ落ちる様を見て、「自分がいるからダメなんだ」と飛び降り自殺を図ってしまうという暴挙にでる。そんな悩める普通の女の子に描かれていると思えた。

それと、硝子が将也に告白するところ。当初は「え?なんか唐突過ぎない?」と思ったが、改めて思い返してみれば、硝子にとって将也は嫌いな相手だけれど、自分に自信の持てない硝子が初めて我を通して喧嘩した相手。つまり、良くも悪くも硝子にとって特別な人だったのでは。そんな彼が、自分と意思疎通するために手話を学び、彼女のために佐原を探し出したりと奔走する姿はかっこよく映ったのかもしれない。彼女も普通の女の子であるなら、そんな男の子を好きになってしまうかもと思った。

終盤は将也の思い込みと川井の余計な被害妄想からあっという間に人間関係が険悪になり、その原因が自分にあると思い込んだ硝子は飛び降り自殺を図る。運よく将也によって救われるけれど、将也が大けがを負うことに。最後はお互い虫の知らせかいつの間にやらみんなの集合場所になっていた橋の上で再会。将也は硝子に謝罪とお願いをして改めて絆を深める。そして、最後はみんなと仲直りした将也は対人恐怖症を克服しはじめ、明るい音のある世界に戻ってきたのだった。

これで終わり?とも。物語の締めとしては悪くないけど、将也と硝子の関係は友達以上恋人未満みたいな感じだし、川井や直花との関係もやや消化不良だったような、と思ってしまった。小学以来いじめる側に回った島田とも関係修復されていないし。

それでも2時間という映画の中で、将也と硝子の二人に絞ったあのラストはよかったと思う。


BDが出たらぜひとも購入して観直したい。そして、これから原作を買ってこよう。
posted by 天誅丸 at 21:27| Comment(0) | アニメ
Powered by さくらのブログ