2016年04月20日

心が叫びたがってるんだ。

 結局映画館に観に行くことができなかったのでBDを購入。もともとスタッフが大好きな「あの花」のメンツだったので買う気でいました。

で、感想をば。





 全体的なお話しの流れはよかったとは思うんですが、そもそもの期待値が高すぎたせいか、2時間というスケールだと展開が微妙でした。正直に言ってしまうとつまらなくはないけれど面白くもない感じ。あと作画がちょっと。感じ方は人それぞれだと思うんですが、劇場クォリティかというとそれも微妙な気がしました。特に田崎のキャラデザインがやや独特なこともあってか、彼の作画が安定していない気がしましたね。

 話の道筋としては特に特殊な感じもなくドストレートな内容でした。最後に成瀬と坂上がくっつくというパターンにならず、仁藤さんと元サヤになるのはお話しの展開とか盛り上がり方からすればその通り。むしろ、あの話の展開で成瀬とくっついちゃったりすると軽すぎるだろと。だからこそ、お話しはもうちょっとドラマチックにファンタジーを織り込むことで、成瀬との繋がりに特殊性を持たせればよかったのにな、と感じました。まぁ、正直にいえば仁藤さんと元サヤになる展開はあまりに普通すぎて肩透かしだったわけです。作り手側からすると意図的にファンタジーを廃することで普通のお話し作りを目指していたのかも知れませんが。

『過去の自分の言動から話すことにトラウマを抱えた少女が、ある日王子様のような同級生と出会い、恋をするもその人は他に好きな人がいて、いじけて自分が発案したお話しを投げ出してぶっ壊しそうになるけれど、最後は王子だと思ってた男の子に八つ当たりして、彼女の恋は終わりを告げたのでした。そうしたら、別の男の子に告白されたのです。』

 という感じ。うーん。流石に最後、成瀬が投げ出す辺りは擁護のしようがないレベルだよなぁと、思いつつもそれを待ってあげるクラスの連中はみんな良い子揃いだなぁと思ったりも。この辺の感情は自分が年を取ったことで理解出来ないだけなのかも知れません。

 このお話しをテレビシリーズでやればもうちょっと面白くなったのではと。成瀬に対して嫉妬を感じる仁藤さんとか、だんだん成瀬を好きになる田崎の心境とか、キャラクターの心理描写が重要なファクターであるのは間違いないのでそこはもったいないなと。

 全体的にパーツは優れているんだけど、それを2時間という枠に特殊性や心理描写をそぎ落としてムリヤリ詰め込んだために、結局可もなく不可もない平凡なお話しになってしまったのではと感じました。

 うーん、期待値高すぎたのかなぁ。
posted by 天誅丸 at 10:15| Comment(0) | アニメ
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